資本の暴力/ 松下幸之助 [一日一話]より

事業を行なう限り、利潤の確保に努めることは当然である。が、それはあくまで適正な競争によるべきであって、手段を選ばぬ過当競争によるものであってはいけない。

ところが現実には、自社製品の市場占有率を高めることのみ考え、損を覚悟で売るという姿が見受けられることがある。これは資本による暴力にほかならないと思う。とくに大企業が、その資本に頼り、暴力的行為に出れば、その業界は大いに混乱する。そしてそればかりか業界の信用をも落とすことになりかねない。今日、いわゆる暴力が禁止されているごとく、資本による横暴も一つの罪悪とみて、厳しく自戒すべきだと思う。

松下幸之助[一日一話] 7月14日 資本の暴力から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-14.html

松下幸之助さんの言うような資本の暴力は、
そもそも商売とは何かを忘れていると思う。

商売は等価値の交換。
結局はそれでしか無いと思う。

企業は消費者の期待以上の物を提供し、
消費者からお金を受け取る。

会社を大きくすることが、商売なんじゃなくて、
会社の大小にかかわらず、消費者に優れた価値を提供し、
自らの利潤を増やしていくこと。

会社を大きくし、自社商品をマーケットに広く
行き渡らせることはもちろん悪い事じゃない。

資本は使い方次第。
資本を使う目的は何なのかということ。

あくまでも企業は社会の経済循環の中にある。
経済循環は価値のあるところに生まれなければ、
長期的・半永続的な状態にはならない。

他の企業を潰すためにある訳じゃない。
一人勝ちするためだけにある訳じゃない。

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世論を超える/ 松下幸之助 [一日一話]より

一般に、指導者というものは世論というか多数の意見を大切にしなくてはいけない。世論に耳を傾けず、自分一個の判断で事を進めていけば、往々にして独断に陥り、過ちを犯すことになってしまう。

けれども、それはあくまで平常の場合のことである。非常の場合にはそれだけでは処し切れない面も出てくる。そういう場合には、指導者は世論を超えて、より高い知恵を生み出さなくてはいけない。

常は世論を大切にし、世論を尊重しつつも、非常の場合には、あえてそれに反しても、より正しいことを行なう。それができない指導者ではいけないと思う。

松下幸之助[一日一話] 7月13日 世論を超えるから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-13.html

世論や世間の常識はとても正しいし、正直。
でも、世論や世間の常識は必ずしも正しいわけでもない。

どっちもあって、矛盾はしていない。

リーダーに限らず、

  • 自分の考え
  • 世間の考え

どっちかだけに傾いてはいけない。両方必要なんです。

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みずからをつかむ/ 松下幸之助 [一日一話]より

人それぞれに顔、かたちが違うように、人間は誰しも、一人ひとり違った素質、才能を持っている。ただそれらは、顔を鏡にうつすごとくには表面に出にくい。

しかし、そういう自分の素質とか才能というものを自分でハッキリとつかみ、そしてそれを日々の活動に、ひいては人生に生かすことができたら、どれだけ人間としての喜びに満ちた生活が営まれ、人生の妙味というものを味わうことができるだろうか。

一人ひとりが他と違ったものを持ち、そして日々新たに発展していく。そこには苦しみもあろうが、何物にもかえがたい喜びもあるはずである。

松下幸之助[一日一話] 7月12日 みずからをつかむから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-12.html

つまるところ、自分自身の長所・得意なこと・良さなどを把握し、
それを日々の生活や仕事の中で存分に活かしていくと言うこと。

自分の長所などは案外わからないものです。

また、自分の考えている長所と、
他人から見た長所が違ったりすることも多いはずです。

自分の良いところを正確に自分自身で早々に把握し、伸ばしていく。
船井幸夫さんなどもおっしゃっている「長所伸展の法則」みたいなこと。

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礼儀作法は潤滑油/ 松下幸之助 [一日一話]より

一週間ぶりのブログ・・・。

この4ヶ月間ちょっとの無職期間のおかげで体力は無くなってしまい、
新しい勤務先の仕事で体力を消耗してしていましたー

慣れるまでは、ブログの更新も毎日はできないかもだけど、
地道にやるために、一記事一記事を少し短めでやっていこうかと。
今までみたいに時間はあるわけでもなく、かなり限られてくるしね。

さていつもの松下幸之助 [一日一話]の一週間前のものから順次更新。

私は礼儀作法というものは、決して堅苦しいものでも、単なる形式でもないと思います。それはいわば、社会生活における“潤滑油”のようなものと言えるのではないでしょうか。

職場では、性格や年齢、ものの考え方など、いろいろな面で異なる人びとが相寄って仕事をしています。そのお互いの間をなめらかに動かす役割を果たすのが礼儀作法だと思うのです。

ですから、礼儀作法というものは、当然、心のこもったものでなければなりませんが、心に思っているだけでは潤滑油とはなり得ません。やはり形に表わし、相手に伝わりやすくし、心と形の両面があいまった適切な礼儀、作法であってこそ、はじめて生きてくると思うのです。

松下幸之助[一日一話] 7月11日 礼儀作法は潤滑油から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-11.html

無礼な人がいると、腹立たしいと同時に、悪印象を受けたり、
その人に対しては心を閉ざす原因にもなります。

礼儀作法は完璧ではなくても、やっぱり最低限のことだけでも必要ですし、
今現在、自分自身に礼儀作法が身に付いていなくても、身につける心構えは必要です。

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社員向けオススメ本「図解 創造的仕事の技術)」枠田進一 著

社会人(社員)向けオススメ本の紹介です。

「図解 創造的仕事の技術」 枠田進一 著

「図解 創造的仕事の技術)」枠田進一著

2004年出版の本ですが、とても良い本で、今現在読み返しています。

仕事の仕方が載っていて、その内容がわかりやすい!

新卒社員は、この本で仕事の進め方を身につけることが出来るでしょう。

すでにもう何年も社会人をやっている人や経営者でも、
きちんと仕事の仕方を学ばずに仕事をしてきている人は多いでしょう。

読んでみると意外と自分は出来ていないことに気がつくはずです。

実際、僕の感じる限りでも、案外僕の周辺にいた多くの人が
この本に書いてあることは全然身に付いていませんでしたし、
僕自身もまだまだ出来ていない部分は多いです。

この本は、多くの企業で社員の必読書にしても良いくらいだ!と思います。

働く人の「基礎」を作ることが出来るバイブルです。

基本的な仕事の進め方、創造的な仕事の仕方に悩む人全員に、是非ともオススメします。

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