会社の病気の早期発見/ 松下幸之助 [一日一話]より

癌は早期発見すれば治すことができるということですが、見てもらったときには手遅れであるという場合も少なくないようです。そういうことは、会社の経営においても言えるように思います。“会社の状態がちょっといかんなあ”と気がついたときには、もう末期の状態で手のつけようがないということが往々にしてあるわけです。

ですから、どんなに順調に発展している会社、商店であっても、経営には常に自己診断をすることを怠ってはならないと思います。そして“この点に欠陥があるな”ということを早く知ることができれば、大きな問題にはならず、手当ても可能だと思うのです。

松下幸之助[一日一話] 7月19日 会社の病気の早期発見」から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-19.html

問題のない会社なんてありません。
どんな会社でも問題は小さなうちに解決しておく必要があります。

放置しておいて大きくなった問題には、既に手遅れということもあるけど、
それ以前に手のつけようのない程、大きくなりすぎて自分たちでは解決できない。
そんなこともあると思う。でもそんなことにはなりたくないですよね?

会社経営の基本・原則的な部分だけでも、社員に浸透させ、
重責のポジションにいる人間には、会社とベクトルの合う経営方針を共有し、
問題の早期発見、早期解決を常日頃から行わないといけないと思っています。

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公事のために人を使う/ 松下幸之助 [一日一話]より

結構前の一日一話ですが、目標は一回りするまでやりたいので、
遅くなっても、全部続けます!

たくさんの人が働いている企業の中には、いろいろさまざまな職種がある。けれどもそのどれをとっても、一つとして私の仕事はない。みな、その企業が事業を通じて社会に貢献していくために必要なものである。その必要な仕事をやってもらうために人を雇い、人を使っているわけである。形の上では使う立場、使われる立場はあるけれども、あくまで私のためではなく、公のために人を使うのである。

だから、単に私的な感情や利害で人を使ったり、処遇することは許されない。常に社会の公器としての企業の使命というものに照らして、何が正しいかを考えつつ、人を使うように心がけなくてはならない。

松下幸之助[一日一話] 7月18日 公事のために人を使うから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-18.html

これを読んで僕が考えることは、上役が自分のことを好いてくれる部下だけを重用し、
その部下が仕事が出来なくても、重要なポジションに配置するときは相当な問題です。

しかし、現にこのようなことは結構行われています。
自分自身に苦言を呈する本当に上役のこと・会社のことを考えている人間が淘汰される。
こういったことは会社の体力を大きく落とします。

自分にと手耳が痛いことを言ってくれる人間は、立場が上でも下でも大切です。
ただ単に文句を言っているだけの、自分の主張をしているだけの人間は論外ですが、
会社のため、相手のためを(もちろん立場も)きちんと考えて物を言ってくれる人間を重用する。

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自他相愛の精神/ 松下幸之助 [一日一話]より

個人と個人との争い、国と国との争いは、相手を傷つけ、さらには社会全体、世界全体を混乱させる。そういう争いの大きな原因は、自他相愛の精神というか、自分を愛するように他人を愛し、自国を愛するように他国を愛する精神の欠如によるものであろう。

そういう精神の大切さは昔からいろいろな教えによって説かれていながら、いまだに争い事が絶えないのは、人びとが、このことの大切さを真に悟っておらず、その精神に徹していないからだと思う。

争いはみずからをも傷つけるということを身をもって知り、人類に平和をもたらすために力を合わせていくことが肝要である。

松下幸之助[一日一話] 7月17日 自他相愛の精神から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-17.html

まずは今に始まった事じゃないけど、人間という生き物は昔から自分勝手な生き物です。
でも人に思いやりを持ってせっすることの出来る生き物でもあります。

本当ならば、自分の都合の良いようにばかり考えずに、
お互いに尊重しあい、大切にしあう気持ちが大事。

相手をどういう風に利用するか(使い物になるのか)考えるのではなく、
相手にどういうメリットを提供できるのか、相手はどう接したらよろこぶのか
ということを前提に接していくことが必要です。

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仕事は無限にある/ 松下幸之助 [一日一話]より

この頃は不景気で仕事がないと言うけれども、今後百年の日本というものを考えてみると、その間に日本の建物という建物はほとんどつくり変えなければならなくなるだろう。橋や道路も同じである。そういうことを考えてみただけでも、仕事はいわば無限、困るほどにあるのである。

ところがそういう見方をせずに、みずから仕事がないようにし、不景気にしているのが、いまの日本の実情ではないだろうか。

これはものの見方を変えないといけない、発想の転換をしなければならない、ということである。そうしてこそはじめて、わが国に無限の仕事があることがわかるのである。

松下幸之助[一日一話] 7月16日 仕事は無限にあるから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-16.html

仕事がないというのは、未来への予測や社会背景・情勢、時代というものを見ないで
今ある仕事だけをこなしているだけだから、仕事がないのだと思う。

仕事があるということは、
=社会に必要とされているということ
=消費需要があるということ
=時代に沿っているということ

農業・漁業のような仕事でない限り、仕事は永続的にないし、
農業・漁業だって近年では、跡継ぎ問題、気候などによって難しい。

だからこそ、

  • 時代の背景・状況・流行
  • 現在から未来への予測
  • 社会が、消費者が何を求めているのかということ
  • etc…

そういうものを予め、常日頃から考えておく必要があるし、
既成概念を壊していったり、ゼロベースで物事を考える必要が出てくる。

別に難しいことを考えなくても、自分なりに考えておくだけでも
それは将来的な結果が違ってくるんじゃないかなと思う。

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ありがたいお得意さん/ 松下幸之助 [一日一話]より

お得意さんの中には、つくったものを持っていくと「これはなかなか苦心してつくってある。よくできている」とこちらが嬉しくなるようなことを言って買ってくださる非常にいいお得意さんもあれば、逆に「こんなものはダメだ。値も高いし、できもよくない。よそのはもっといい」と持って帰れと言わんばかりのお得意さんもあります。

そのときにどちらがありがたいかということです。ほめて買ってくだされば、それが一番いいけれど、そんないいお得意さんばかりでもかえって具合が悪い。世の中を甘く見、勉強しないようになるからです。厳しいお得意さんも、またありがたいお得意さんと言えるでしょう。

松下幸之助[一日一話] 7月15日 ありがたいお得意さんから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-15.html

良いことを言われるのは評価
クレームは改善できる部分を示してくれる叱咤激励

そうとらえれば、どちらも成長のチャンスとなる。

個人でも、企業でも同じ。

僕自身、まだまだ批判されたときは楯突いちゃうけど(特に妻に・・・)、
でも素直に聞き入れ、それを1つずつ地道に直して行ければ、
大きく成長できるんだろうなと思う。

まずは

  • 素直
  • 謙虚
  • 冷静
  • 客観
  • 公平
  • 情熱
  • etc…

といったことを、常日頃から意識して行かなきゃだなと思う。

企業ではクレームで、本当にお客様が離れることは多いけど、
でもしっかり対応したり、改善したりすると、ファンになってくれることも多いと聞く。

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