末座の人の声を聞く/ 松下幸之助 [一日一話]より

みなさんが長という立場に立って会議をする場合、一番若輩と言われるような人からも意見が出るということが非常に大切だと思います。そしてそのためには意見が出るような空気というか雰囲気をつくっているかどうかがまず問題になります。だから末座に坐っている人でも、遠慮なく発言できるような空気をつくることが、長たるものの心得だと思うのです。

そして、末座に坐っている人から意見が出たなら、葬ってしまうようなことをせず、喜んでそれを聞く謙虚さ、雅量というものを持つことが非常に大事だと思います。それを持っていないと、そのグループなり会社はうまくいかなくなってしまうでしょう。

松下幸之助[一日一話] 7月23日 末座の人の声を聞く」から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-23.html

会議でもそうですが、普段から末端から発言できる環境をつくるというのは、
会社の成長と社員の成長の機会を考えれば、進んでやったほうが良いでしょう。

大きい組織ほど難しいですが、小さい企業でも、これが出来ない会社はあります。

末端の者だからといって、発言の内容がダメとは限りません。
上の者では思わなかったような意見やアイデアなんか飛び出すこともあります。

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フグの毒でも/ 松下幸之助 [一日一話]より

今日のわが国では、せっかくいいものが発明されても、それに万に一つでも欠陥があれば、もうそれでそのものはすべてだめ、としてしまうような傾向が強いように思われます。それは言ってみれば、フグの毒を発見してフグを食べるのを一切やめてしまうようなものだと思います。

科学技術が非常に進歩した今日に生きる私たちは、フグの安全な調理に成功した昔の人に笑われないよう、物事を前向きに考え、せっかくの科学技術の成果を十分に活用できるだけの知恵を、さらに養い高めていくことが必要ではないかと思います。そこに人間としての一つの大きな使命があるのではないかと思うのです。

松下幸之助[一日一話] 7月22日 フグの毒でも」から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-22.html

このように「1つでも欠陥があれば、それは全てダメ」って風習は
商品だけじゃなく、働く人間や仕事に対してもされているように思う。

人間も、商品も、仕事の仕方、企業も、全てが駄目な存在なんかありません。

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世間は神のごときもの/ 松下幸之助 [一日一話]より

久しぶりに「一部だけ」抜粋。

正しい仕事をしていれば悩みは起こらない。悩みがあれば自分のやり方を変えればよい。世間の見方は正しい、だからこの正しい世間とともに、懸命に仕事をしていこう……こう考えているのである。

松下幸之助[一日一話] 7月21日 世間は神のごときもの」から一部抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-21.html

正しい仕事というのは何だろうか?

ここで松下幸之助さんが言っているのは、
「世間の見方」に沿っているものが正しい仕事という事です。

世間の考えというのは必ずしも正しくはないけど、間違ってもいない。
世間離れしている仕事をしていれば、それは恐らく世間には受け入れられないでしょう。

世間離れしても良いのは商売人じゃなくて、研究者・芸術家くらいなもん。

世間は自分たちの考え、悩み、問題、無理・無駄を
解決してくれるような企業を指示します。

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確かに一生懸命やっているのかもしれないが、しかし・・・

僕が自分自身はもちろん、周囲の人の仕事をしているときに気付くことがある。

それは「独りよがりになっていないか?」ということ。

  • 自分自身は一生懸命やっているのに、誰も認めてくれない。
  • 改善案を伝えているのに、何もしてくれない。
  • 休憩も休日も取らずに頑張っているのに、褒めてくれない。
  • etc…

といったこと。

もちろん本人が一生懸命に働いていることは
本人が思っている以上に誰もが理解していると思います。

僕が問題だなと考えるのは、

  • 周りや上司に伝えているつもりが、伝わっていないということ。
  • 一生懸命長時間働くことが、問題の改善になると思い込んでいること。

これは問題なのは上司でも周囲でもなく、本人なのです。
仕事に対してあぐらを掻いていると僕は思うのです。

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“仕事の上手”に/ 松下幸之助 [一日一話]より

日本古来の武道の一つに“弓道”があるが、この道の達人の域に達すると、たとえ眼かくしをして矢を放っても、ピシャリと的を射るという。しかし、こういった名人の域に達するには一朝一夕ではとても覚つかない。一矢射るたびに必ず検討を加え、工夫を重ねていって、一歩一歩、上達していくのである。

私は“仕事”にしても、これと同じことが言えると思う。日々、みずからの仕事の成果を検討することに努めれば、必ずや“仕事の名人”とまではいかなくとも“仕事の上手”にはなれると思う。百本の矢を射れば、少なくとも八十本は的に当たるという“上手”の域にまで、おのおのの仕事を高めたい。

松下幸之助[一日一話] 7月20日 “仕事の上手”にから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-20.html

自分自身の仕事を常日頃から、行った後に確認すること。
PDCAサイクルをまわしていくことは、どんな立場の人間でも成長のためには大切です。

このPDCAサイクルをきちんと回して行ければ、
日々の改善が少しずつでも進んでいき、自分の仕事を磨くことが出来るでしょう。

これをするためにはあまり最初は手を広げすぎないことも大切です。
最初から手を広げすぎると、何事も中途半端でたいした成果にならないということになります。
僕自身も以前は手を広げすぎる傾向があったので、自身の経験からもそう思います。

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