公事のために人を使う/ 松下幸之助 [一日一話]より

結構前の一日一話ですが、目標は一回りするまでやりたいので、
遅くなっても、全部続けます!

たくさんの人が働いている企業の中には、いろいろさまざまな職種がある。けれどもそのどれをとっても、一つとして私の仕事はない。みな、その企業が事業を通じて社会に貢献していくために必要なものである。その必要な仕事をやってもらうために人を雇い、人を使っているわけである。形の上では使う立場、使われる立場はあるけれども、あくまで私のためではなく、公のために人を使うのである。

だから、単に私的な感情や利害で人を使ったり、処遇することは許されない。常に社会の公器としての企業の使命というものに照らして、何が正しいかを考えつつ、人を使うように心がけなくてはならない。

松下幸之助[一日一話] 7月18日 公事のために人を使うから抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-18.html

これを読んで僕が考えることは、上役が自分のことを好いてくれる部下だけを重用し、
その部下が仕事が出来なくても、重要なポジションに配置するときは相当な問題です。

しかし、現にこのようなことは結構行われています。
自分自身に苦言を呈する本当に上役のこと・会社のことを考えている人間が淘汰される。
こういったことは会社の体力を大きく落とします。

自分にと手耳が痛いことを言ってくれる人間は、立場が上でも下でも大切です。
ただ単に文句を言っているだけの、自分の主張をしているだけの人間は論外ですが、
会社のため、相手のためを(もちろん立場も)きちんと考えて物を言ってくれる人間を重用する。

自分にとって都合の良い存在というのは、
本当は苦言を言ったり、一生懸命に考えて問題を解決する人間です。

あくまでも

  • 上役をよいしょする
  • 気分の良いことしか言わない
  • 問題や悪いことは報告しない
  • 上役の機嫌取りばかりする

といった人間じゃありませんし、人材ではありません。人罪です。

そのような人間の多くは仕事が出来ません。
時間をかけただけの成果はでていませんし、実際に仕事自体をしていません。

あくまでも会社の目標は何で、何のために人を使うのかと言うこと。
何を達成するために、どういう力が必要だから、どういう人材を登用するのかと言うこと。

自分に都合の良い人間を重用するのではなく、
会社を成長させてくれる良い人材を重用しましょう。

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