- 2010年8月16日 01:06
前回の「初めての介助体験(1)車いす体験」の続きですが、
高齢者疑似体験では老化による自然な体型や動きの変化、
脳卒中後遺症、視力の低下などによるシニアポーズを
体験するために用具をペアで交代で装着しました。
- 内反尖足シュミレーター
→ つま先を持ち上げる筋力が弱り、摺り足になります - 円背シュミレーター
→ 骨粗鬆症による前屈姿勢や老人性円背(猫背)になります - 肘拘縮シュミレーター
→ 肘関節の固定により、曲げ伸ばしの困難や脳卒中による片麻痺の状態です - 肘関節拘縮シュミレーター
→ 肘を固定し、関節が伸びたままの状態です。
円屈姿勢により両膝が曲がり、がに股になります。 - 五十肩シュミレーター
→ 五十肩による腕が上がりにくい状態です - 視覚シュミレーター
→ 物が見えにくい状態になります。70歳前後の設定です。
※視野狭窄、白内障、かすみ、色覚変化など - 聴覚シュミレーター
→ 老人性難聴の聞こえにくい状態です。 - 手袋
→ 指先の感覚低下、指関節の動きが悪くなります。 - 杖
→ 前屈した背中、膝の曲がった状態、摺り足状態での杖の重要さの体験です
これらを通してわかったことは、
老人って思った以上に動きにくいってこと。
もう、体ごと動かさなければ、動かない感じです。
老人の生活の大変さがわかりました。
続いては、見えない体験ですが、
アイマスクを着けて、白杖を持ち、
介助者に誘導されるという単純なもの。
その状態で建物の内外を歩きました。
まずは、方向感覚が全然無いので怖いですね。
そして健常者である僕らは視覚に頼りすぎているのか、
聴覚・足の底の感覚も微妙に鈍くわかりにくい物でした。
点字ブロックや線状ブロックも目で見て踏んだときよりも、
アイマスクを着けた状態で踏んだときの方が鈍く感じました。
よく出勤時に視覚障害者がスタスタと独りで白杖で方向を確認して
歩いているのを見かけますが、とてもじゃないけど真似できません。
慣れているのでしょうけど、
その世界観が非常に健常者の自分にとっては怖い物でした。
車いす、老人、視覚障害。
どれをとっても僕自身の知らない世界でこんなにも大変なのか
という非常に単純な感想でした。
また、それを体験したことで街の中を歩くと
非常に障害者にとって生活のしにくい場所が多いなと感じます。
昔よりもだいぶ便利になったとはいえ・・・。
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