- 2009年7月 6日 17:32
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戦後、世間一般の風潮として、社長の言うことだからといって、それがスッと聞かれるというわけにはいかなくなった。だから形の上では命令することがあっても、実質はお願いするという気持を心の内に持たなくては、社長の職責がつとまらなくなったわけである。
そういう心持になったなら、社員の人が仕事をしてくれれば「いやどうもありがとう、ほんとうにごくろうさま、まあお茶でも一杯」ということにもなる。そういうことから、以前私は、社長は“お茶くみ業”だと考え、人にも話したことがある。もちろん実際にお茶くみをするわけではないが、そういう心持になることが大切ではないかということである。
「松下幸之助[一日一話] 7月6日 社長はお茶くみ業」から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/07-06.html
この松下幸之助さんの記事で言いたいことは、
会社のトップという重責・権限を持つリーダーであったとしても、
「この人達のおかげで会社がある。自分がある。彼らが主役だ!」
という気持ちで謙虚になりなさいということだと思う。
社長と社員の関係に限った事じゃなく、
- 上司と部下の関係
- 自社と下請けの関係
- 会社と就職希望者の関係
- etc...
こういう関係においても同じ事が言えると思う。
自分の立場がどんなに高くても、偉くても
他人や下の立場の人達のおかげでであると考える心づもりが必要だと思う。
例えば、このような心づもりが必要なのだと思う。
- 部下がちゃんと仕事をしてくれているから、自分がスムーズに仕事が出来る。
- 下請けが努力してくれるから、自社は良い商品・サービスをお客様に提供できる。
- 優秀な就職希望者に来てもらうから、会社のレベルがあがり、成果が上がる。
結局、偉ぶっている人というのは、
実際に人間としては偉くないと僕は思います。
むしろ非常にダサい。
「おい!●●さん、お茶!!!!」
持ってきてもらっても当たり前に振る舞う。
ひと昔であれば、それもかっこよく見える時代もあったかもしれない。
でも多くの人は、自分たちの目で多くの人や状況を見てきています。
馬鹿じゃありません。むしろ賢いと思った方が良いでしょう。
立場が上でも偉ぶっているのは、非常に滑稽にみえるものです。
しかし、実際に本当に偉い人、立派な人には
- 相手の立場が何であっても、人の話をよく聴く
- 立場を超えて下の者にも、心の底から感謝をする
- 非常に物腰が低く、謙虚
という側面を持っている人が多いことに気がつきます。
何かの時にお茶をお願いする状況が出てきても、その頼み方は上記とは違い、
「●●さん、忙しいところ大変申し訳ないのだが、お茶を入れてもらっても良いだろうか?」
という風に相手を気遣います。
入れてもらったら、
「大変すまないね。どうもありがとう。」
とおっしゃいます。
このような上の立場でも礼儀や感謝を忘れない謙虚な人達に触れると、
非常に敬意の念が涌いてくるものです。
僕自身もこのような姿勢は忘れずにいきたいものです。
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