- 2009年6月18日 23:30
剣術でも、習い始めて少しうまくなってくると、みんなが自分より弱く見えて、太刀さえとれば自分が勝つように思う。しかしその域を脱すると、自分もまあ相当修業できたかもしれないが、しかし上には上がある、自分より上の人がたくさんいるということがわかってくるから、自然謙虚な心持になり、その人たちを手本としてその本質を究めようとします。
経営もこれと同じで、経営者としての経験を積めば積むほど、経営というものの幅の広さ、奥行きの深さがわかってくるものです。常に、もうこれでいいというのではなく、よりよき方法、よりよき道を求めるという姿勢が大切だと思います。
「松下幸之助[一日一話] 6月18日 上には上がある」から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/06-18.html
どんな物事も深く突き詰めれば、終わりはない。
一見、完成しているように見えるものでも、
後世でそれが翻されたり、追い越されたりする。
ある道を極めるプロフェッショナルには、
ここで良いという線引きは無いのだと思います。
慢心せずに謙虚になれば、どんなに、どんなにやっても、
上達すればするだけ、自分にとっての課題が浮かび上がってくる。
それは良い意味で自分にとっての未来へ向かうチャレンジだし、
もしかしたら社会にとっても価値のあるチャレンジなのかもしれない。
一方、「自分は凄いんだぞ。こんなにも出来るんだぞ」と
他人を圧倒するだけしてご満悦な状態にはいると、
いつの間にか低いレベルで実力が収束してしまう。
上を狙うときには大きな気迫は必要です。
しかし、それは慢心して他人に偉そうにしているのとは全く違う。
自分の前を歩く人は必ずいる。
その前を歩く人から謙虚な姿勢で素直に学び、
ただひたすらストイックに技術を磨いてゆく。
そのうちに自分の解釈も加えていって、
素敵な経験や高い能力を作り上げる。
そこに中心軸がしっかりと根付いた高い向上心が存在する。
どんなに向上しても、そこには終わりが無く非常に大変だけれども、
そこに明るい前向きなヴィジョンと中心軸があれば、
未来に希望を抱いて、ひたむきに楽しんで頑張れるのだろうと思う。
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