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公明正大/松下幸之助 [一日一話]より

  • Posted by: HAKK
  • 2009年6月12日 10:40

後漢の時代に、高潔をうたわれた楊震という政治家がいた。この人がある地方の太守として赴任していったところ、たまたま以前に引き立ててやった王密という人が夜分に訪ねてきて、大枚の黄金を揚震に贈ろうとした。楊震が受けとるのを断わると、王密は「こんな夜中で、この部屋には私たち二人しか居ないのですから、誰にもわかりませんょ」と言った。そのときに揚震は「誰も知らないと言うが、君と私自身が知っているではないか」こう言ったという。

他人が知っているということよりも、まずみずからの心に問うて、やましいところがないか、公明正大であるかということが大切だと思うのである。
 
松下幸之助[一日一話] 6月12日 公明正大」から抜粋・引用
http://www.php.co.jp/fun/matsushita/06-12.html

誰も見ていないから、わからないだろうからといって、
不正な行為をして良い訳じゃない。

事業において、誰も見ていなくても、わからなくても、
理由が何であっても不正行為はしないという強い心が大切です。

この松下幸之助さんがお話になっている揚震という人間は、
不正の怖さというものを理解しているんではないかと思います。

そもそも「高潔でありたい」「不正は悪」という思想もあるでしょうけど、
不正の本質、人間の不正に対する影響を理解しているんだと。


全ての人間に当てはまることではないですが、
一度不正を行うと、それに味をしめ不正を行うことが平気になり、
何度も繰り返してしまうことがあります。

何度も繰り返したときには、知らず知らずのうちに、
自分自身が黒い存在になっていくはずです。

そういう怖さが不正には潜在的にあります。


また、その王蜜という人間が不正を提案したわけだから、
王蜜は当然知っている。

その提案した王蜜の気がゆるんだとき、王蜜は気心の知れた誰かに
墓穴を掘って思わず漏らしてしまうかもしれない。


僕も不正は悪だと思っています。
社会的な立場なら尚更、公明正大で行くべきだと思います。

不正しか方法は無いという心境に陥ったとしても、
本当にそれしか道がないなんて事はないのです。

不正は自分一人で行っていれば、自分だけの責任で済みますが、
他の人を巻き込めば、他の人にもその責任を受けることを要求しています。
不正や状況によっては、仲間を犯罪者にしていることもあるのです。

真のプライドがあれば、不正なんか断固としてやろうとはしないはずです。
不正をしているのは、プライドと言う偽の仮面をした卑怯なエゴです。


例え誰も不正をバラさなかった(密告しなかった)としても、
不正を行う人間が、不正を続けている限り、
必ずどこかで必ず大きな墓穴を「
自分自身で」掘ると思っています。

自身の不正を隠すための行動(他人を非難する。また自分の正当性を主張する等)が、
自分自身の手で不正を明るみに出すことになるでしょう。

やることなすこと裏目に出ます。

不正とは、自分の身を滅ぼすものであるということを知るべきです。
一度手を染めると、身をひくことは難しいですよ。マジで。

今からでも遅くない!公明正大に生きましょう!

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