- 2009年5月11日 11:50
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以前勤務していた会社での一日常での一齣です。
制作現場で全く機能していなかったチームのことについて書きます。
(※社名は伏せさせていただきます。また自戒の意味も込めて書きます。)
ある時、某音楽系の自社サイトでサービスの1つを大幅に価格を下げ
他社との差別化が〈価格〉で図られました。
そのため、お客様はサービスをより一層お求めやすくなるため
トップページのメイン画像(バナーのようなもの)を更新するという案件がありました。
まずそれに関わったメンバーをまとめてみます。
- デザイナー=Aさん
- チーフデザイナーでAさんの上司=Bさん
- 音楽系業務担当部署リーダー=Cさん
- WEBプロデュース、WEBデザイン、WEBディレクション=私
- プログラマーで私の部下=Dさん
- 役員で社内のトップデザイナー=Eさん
指示が合った業務は特別難しいモノではありません。大雑把に書くとこんな感じ。
- Aさんが大き目のバナー画像を〈1つ〉制作する
- 私がアップするために若干加工する
- Dさんがプログラムの一部を調整しアップする。
これだけのことです。
案件の指示が出たのは〆切の一週間前だった記憶があります。
私は現在既に退職しているので会社の手帳は参照できません。
そのため以下に挙げるスケジュールに関しては大まかなもので
日にちは性格ではありませんが、日程はだいたいこんな感じ。
11日(水)会議で案件の指示があり制作開始
18日(水)画像アップと告知のメルマガ配信の〆切。
当日になって、今回の案件のことを部下のBさんから又聞きする。
部下のDさんも又聞きのようではっきりしたことはわからないという。
ということで、部署に確認すると「実はそうなんです」と。(なんだそりゃ。)
「いつ出来るの?」と確認しても、相変わらず「もうすぐです」。
数時間後に「役員からOKでませんでした。明日です。すいません」。
19日(木)さて〆切の翌日。
私からAさんに「今日いつ出来る?」と聞くと「EさんのOKが出次第お渡しします!!」。
ですが、待てども待てども素材が来ない。その後何度聞いても「18時には必ずお渡しします!」。
しか〜し、21時に近くなっても一向に連絡が来ないので、
私もDさんもスケジュールがちゃんと動いていれば良いけれど、
曖昧なスケジュールに振り回されるはごめんなので、
しびれを切らしてAさん、Bさん、Cさんのところへ行き確認しました。
Aさんは若干パニック状態で「も、もうすぐです・・・えっとえっと・・・」。
BさんもCさんもはっきりしません。
Eさんはそんなことは忘れて帰ってしまいました。
さすがにこの状態はあり得ないと思ったので、次のことを行いました。
- 何が問題になっているのかAさんとBさんに確認。
- デザインを実際に確認。
- 顧客への希求ポイントをCさんに確認。
- 「デザインがしっくり来ない」という問題でしかないので、
とりあえず若干の手直をして、明日朝一番で差し替えでどうか?と提案。
提案がOKだったので、素材をもらい受け調整し、私とBさんでアップ。
夜中の2時半過ぎに素材をAさんが私に送ってくれ、明朝差し替え完了。
たった「とりあえずアップして、後で差し替えてはどうか?」という
提案だけのことで、あっさりとアップが出来ました。今までのは何だったんでしょうか?
この機能していないチームは何が問題だったのでしょうか?
- Aさんへの指示が不明確
- スケジュールの管理が惰性
- コミュニケーションの欠乏
大きな問題はこの3点です。
2時半過ぎまでAさんのみならず、Bさん、Cさんもいたようです。
付き合い残業です。上司としての責任感で残っているようなんですが、
私はこれは責任を取っているとは思えません。
BさんとCさんは、制作物のサービスとしてのポイントと
デザインとしてのポイントを明確に指示をし、Aさんの進行を管理しないといけません。
これがBさん、Cさんの責任であり、付き合い残業が責任なんじゃありません。
何か手伝いができるのなら良いのですが、別にすることはないのですから。
そしてまたWEBの担当責任者で素材を調整する私や
プログラムを調整するメルマガを配信するDさんに
全く連絡がないとはどういう事でしょうか?
当人同士の中で密室的に仕事をしていては、さすがにわかりません。
これを「知ろうとしないオマエが悪い」という人もいますが、
根本的にクローズな体質でやっているのが問題です。
そもそも自分からコミュニケーションがとれていません。
クローズにする必要のない仕事はオープンにして
責任者自身から自分から関係各所に連絡を入れるべきです。
これらの必要な責任を果たしていれば、納期以前に素材は制作完了したはずだし、
指示があった時点でこの案件があると言うことが、私に連絡があるはずなのです。
これは難しい責任ではないし、このように責任を果たす方がよっぽど簡単だし、気が楽です。
責任の取り方を間違えると、結局誰も得しないんですよね・・・。
この問題は掘り下げると長くなりそうなので、別の記事で。
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