- 2009年5月14日 18:10
ある企業で、かなり問題あるな〜と思っていた体質があります。
これは指示の出し方。
「これをナニな感じで、ナニしといて」(本当にこう言っている・・・)
この指示の後、内容を想像し自分で考えて確認しても、こう返ってくるときがあります。
例えば、指示を受けた僕がデザインで、どういうもの求めているのか聞いたとしましょう?
出てくる答えは「かっこよい感じでナニしてください」です。
僕が聞きたいのはその「ナニ」の部分です。
正直よっぽど慣れないとわかりません・・・。慣れても認識にいくつもの誤差は出てきます。
勘の鈍い人は、いつまで経っても正確なアウトプットやレスポンスを出せません。
それはそれで受け手は、指示を出した人の考えを汲み取る力が欠落しているし、
汲み取る努力をしない場合は、かなり問題なんですが・・・。
夫婦の阿吽の呼吸のような指示をしている限り、
指示を出した方も、指示を出された方も、能力は伸びにくいし、
業務のスピードもかなり落ち、時間のムダだと思うんですよね。
またこのような指示を出す人の役割は何なのでしょうか?
自分で指示を出す内容に向き合って考えないのは、
そもそも自分自身を軽視していると思います。
自分はどういう立場なのでしょうか?上から言われたことを、そのまま下に伝えるだけ?
それだとその人って会社にとって必要な存在ではありませんね。
指示を出す人自身がしっかりと指示を出す内容に対し向き合い、
前提条件与えた上でこのような指示の出し方をするのならば、
まだ指示を出した人間が自分自身でどういう結果を望んでいるのかクリアなので、
アウトプットに誤差があれば、その後そこにどういう指示を出せるのかは明確です。
一番タチの悪いのが、この指示の出し方を、
そっくりそのまま表面上で身につけている人間です。
考えるのが面倒なんだと思いますが、自分自身でしっかりと考えていないため、
アウトプットやレスポンスを出しても抽象的な返答しかできません。
「なんか違うんだよな〜」「もっと凄い感じで」「もっとポップに」みたいな。
そもそも「ポップさ」「凄さ」「カッコイイ」などの
抽象的な意味は個々人で捉え方やセンスが違います。
ポップと言っても、女の子らしいもの、子供っぽいもの、
単にカラフルなものなど、様々なポップさがあります。
凄いとは「どういう凄さ」を求めているのでしょうか?
考えている人は「例えば、このサイトのこういう感じ」という風に出てきます。
考えていない人は「いやだから、ドカーン」って感じで、さらに抽象的になっていきます。
僕自身もあまり口頭での説明は上手ではありませんが、
人に指示を出すときはある程度自分の頭で考えた上で、
「明後日の○時までに、●●を、△△△といった感じで、■■■■にしておいて」
と最低限はこのくらいはしていました。
さてこの問題には、さらなる問題があります。
それは何も考えていない上司が部下にこのような指示を出し、
アウトプット(成果物)や、部下が上司に不明な点を確認した内容が、
上司の感じたことと大きな誤差があった場合、部下を「バカ扱い」することです。
バカなのは自分でまったく考える努力もせず、
指示の結果どうのようなものを望んでいるのか
自分でも把握できていない人間です。
ここの部分を一番指示を出す人間が理解できていないとタチが悪いです。
これは指示を出す方のコミュニケーションスキルの欠如の問題ですよね。
業務を進める上でのコミュニケーションスキルです。
制作現場において機能しないチームの実際にあった例、
会社でのコミュニケーションって何?業務とアフターの区別。
で問題にしていたことですね。
指示だけでは無く、話をするときなど伝える必要があるときは
出来るだけ明確にわかりやすく伝える努力をしたほうが良いですね。
指示を出すときに同様に「ナニして」といっている人間でも、
考えて言っている人間と、全く考えていない人間の2種類がいました。
その後、指示を出された人間のアウトプットのスピードが違うのは歴然の差でしたね。
かなり頭の良い人は考えた上で、部下の考える力を鍛える意味でそうしていました。
だから指示の結果に対する、レスポンスが的確。
でも表面上を真似した単なるコピーロボットは言うまでもありません・・・。
僕も全然話上手では無く、わかりにくいと言われる事も多いので、
今後相当に自分自身で努力して業務上のコミュニケーションスキルを
上げていかなければいけないのは言うまでもありません・・・(汗)
特に口頭で自分の考えを説明するとき・・・
もうここを蔑ろにしておくのは止めました・・・(汗)
今年一番能力向上していく必要がある課題です。
